20代夫婦が結婚3年目で中古マンションを購入した理由

私たち夫婦は25歳で結婚し27歳で中古マンションを購入しました。

20代で家を買うと聞くと早いと感じるかもしれません。

もちろん私たちにとっても一大決心でした。

Manoのアイコン画像Mano

結果的に素敵な物件に出会うことができ、購入して本当に良かったと思っています。

本記事では20代の夫婦が結婚3年目で中古マンションを購入した理由を詳しくご紹介しています。

目次

20代夫婦が結婚3年目で中古マンションを購入した理由

家賃がもったいない

家の購入を決めた一番のきっかけは家賃がもったいないと思ったからです。

東京では結婚後、賃貸住宅を選ぶ人が多いですが、私の地元の地方都市では結婚後2、3年以内に家を購入するのが割と一般的です。

夫は賃貸に住んでいることに特に疑問を持っていなかったようですが、私は家賃がもったいないから早く家を買った方が良いと結婚当初から思っていました。

そして結婚当初から不動産について調べていたので、不動産購入の検討は自然な流れでした。

不動産と不動産投資への憧れ

いつかは家を購入したいという気持ちはありました。

それ以上に不動産投資にも興味がありました。

しかし、わざわざ不動産投資のために物件を購入するというのは、当時の私たちにとってあまり現実的な選択肢ではありませんでした。

ただ自分たちが住むための家を探しているうちに自分の住む家を投資目線で選んでおけば、いざというときに賃貸に出したり売却しやすいのではないかという考えに行きつきました。

その時点で価格が下落しやすい新築物件という選択肢はなくなり、中古物件を選ぶことに決めました。

戸建てではなくマンションを選んだのも立地を最重視したかったからです。

素敵な物件に出会った

家を探し始めてから1年以上過ぎて、ようやく自分たちの納得がいく素敵な物件に出会うことができました。

たまたま家の近所を散歩中にオープンルームをやっていたので立ち寄ってみたのがきっかけです。

Manoのアイコン画像Mano

ほぼ一目惚れでした。

最初に内覧した2日後に午前中の日差しの入り方を確認して、そのまま申し込み、購入しました。

一見勢いで購入したように見えるかもしれませんが、1年間の情報収集と様々な物件の内覧で培った知識があったからこそ、その物件の良さを瞬時に見極めることができたと思います。

物件との出会いはご縁なので、焦らず地道に探し続けて本当に良かったです。

中古マンションを購入する際に心配だったこと

住宅ローンの審査

本格的に家の購入を検討し始めたのは夫が社会人3年目で26才の時でした。

住宅ローンの審査に通るのか、そもそも不動産会社の人に相手にしてもらえるのかとても心配でした。

そこでまずデメリットだと思っていた若さを武器だと思うことにしました。

住宅ローンは早めに組んだ方が早く返済も終わります。

夫が貯金好きだったこともあり、使うか使わないかは購入する時に決めるとして、とりあえず頭金をしっかりと準備しておくことにしました。

結果的に購入したいと思う物件に出会うのに1年ほどかかったので、実際に住宅ローンの申し込みをしたのは、夫が27歳の時でした。

とりあえず3年の勤務実績もあったので、住宅ローンの審査は特に問題なく通りました。

不動産会社の方も若いからといってバカにせず、きちんと対応してくださいましたし、しっかりと貯金していたおかげで、心に余裕を持って対応することができました。

借金を背負うことへの不安

不動産は金額が大きいので、購入を決断するのに勇気が必要です。

しかも住宅ローンを組んで数千万円の借金を背負って、この先ちゃんと支払っていけるのか、ものすごく心配でした。

いきなり数千万円のローンを組むと思うと尻込みしてしまいますが、どちらにしても家賃を毎月払っています。

家賃分がローンの返済になるだけだと思えば気持ちがすごく楽になります。

ただ家賃が払えなくなった時のために、「売却しやすい物件」を購入しようと決めました。

もともと賃貸の家賃を払っていたので、現在も住宅ローンの返済に特に負担を感じることはないです。

むしろ、家賃だと大家さんの手元に入って終わりですが、ローンの返済なら少しずつ自分の物になっているような、貯まっているような気がして(完全に気のせいですが)嬉しいです。

ローンの返済に不安がないのは、もちろん夫がちゃんと働いてくれているからというのもありますが、一番大きいのは「売却しやすい物件」にこだわって購入したことです。

Manoのアイコン画像Mano

「いざとなれば売ればいいや」と思えることが、心の支えとなっています。

災害や火災のリスク

日本は地震の心配もありますし、台風や大雨といった災害に対するリスクも考えられます。

私は地方の地震のあまりない場所で育ったので、東京で生活することに決まり一番心配だったのは地震でした。

東京の災害や地盤について調べ、埋立地だった場所や水害の可能性のある場所を事前に知っておくことで、少しでも災害のリスクを減らすことができるのではないかと考えました。

そこで東京都の地形や過去の災害について調べてみました。

昔の地図などを探し出し、まずざっくりと情報収集しました。

そこから気に入ったエリアを決め、地盤については物件の内覧に行く前に再度詳しく調べました。

また鉄筋コンクリートのマンションの低層マンションを選ぶことにしました。

地震でエレベーターが止まっても階段で外に逃げられれば安心です。

結果的に希望エリアには低層マンションがほとんどなかったので、12階建のマンションを購入しましたが、ギリギリ歩いて階段を上り下りできる高さです。

資産価値の下落

何らかの事情で家を売却しないといけなくなった時に、資産価値が下落し売却したにもかかわらず住宅ローンが残ってしまうのは避けたいと思いました。

新築の物件を購入した場合、入居した時点で資産価値が下落してしまいます。

自分で調べた結果、築15年を過ぎると資産価値が下がりにくくなる傾向にあることがわかったので、築15〜20年以内の中古マンションを購入することに決めました。

また管理状態の良くない物件は価値が下がってしまうので、管理状態もチェックする必要があります。

さらに築15年を超えると少なくとも1度は大規模修繕が行われていると思うので、その辺りも必ずチェックすることにしました。

結果的には築13年の物件を購入しました。想定より少し新しいですが、地価が上昇しているエリアであったこと、管理人さんを含め管理状態が良かったこと、大規模修繕もきちんと計画実行されていたので、購入を決めました。

同じマンションの他の部屋の売買情報もチェックしていますが、資産価値が下落している様子はないので、とりあえず安心しています。

まとめ

よく調べてみると心配していたことは事前の準備次第で対応可能で、あまり気にする必要はないと思いました。

もちろん事前に調査することなく不動産を購入するのは危険なので事前準備は必須です。

しかし私たちにとっては買う方が遥かにメリットが大きいと思えたので購入することを決めました。

人によって状況は違うと思うので、決して家を20代で買った方がいいとおすすめしているわけではありません。

ただ不動産に関する情報収集に関しては早く始めた方がいいと思います。

希望エリアの物件の相場感覚を身につけたり、不動産は勉強したり情報収集すべきことがたくさんあるのでとにかく時間がかかります。

また良い物件に出会うにも時間がかかります。

いざ家を買うことになった時に焦らなくていいように今からしっかりと事前準備をしておくことをおすすめします。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる